XTZ125 「ねこちやづけ」
ツーリングに行く前に。

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) 2008年ツーリングの前に
作成2008年09月    最終更新2010年08月16日

ツーリングに行く前に

 2008年9月、「ねこのすかんりにん」はまとまった休暇が取れることになった。
 もちろん「取れることになった」とは言っても、長期休暇が自動的に与えられる訳ではないので、それなりの事前準備や根回し・駆け引きがあった気もするがここでは省略。
 普段の休暇は、日々の雑多な用事に追われて長距離ツーリングに行けない事が多いので、この休暇で長距離ツーリングに出かける事にした。

注意事項
 本内容は「ねこのすかんりにん」の行動記録であって、正しい行動を示したものではないので注意。
 くどいようだが、今回の内容を参考にする場合には自己責任で行うように。

事前準備 (出発前日)

 管理人の長距離ツーリングは、テント泊を基本としており、今回の長距離ツーリングに出かけるにあたって、キャンプ用品等の装備品を準備するのは当然であるが、先ずは使用するバイクの整備を行う。

 今回のツーリングで使用するのはXTZ125。 通称「ねこちやづけ」。
 2006年に北海道へ行って以来の長距離ツーリングである。

 前回の「洪水の中を走ってみた」で、確認が必要な箇所を増やしてしまい、「洪水の中を走った後で整備してみた」で整備を実施し、冠水路走行後の確認とあわせてホイールベアリング等のグリスアップを行った。
 更に「ひさしぶりにパニアケースホルダーを取り付けてみた」でパニアケースを取付できるよう、改装したところである。
 今回は、その他のツーリング出発前の準備について報告。

 なお、連休初日の土曜日にこんな準備をしているのは、貴重な連休の無駄遣いに違いないが、先の洪水や洪水後のどたばたで時間が取れなかったため、当初予定の出発日を遅らせて準備に充てている。 (因みに洪水後の整備も同日に実施である。)

機材用電源の確保(バッテリーからシガーソケット用の電源をとる)


 手持ちの資材をかき集めてシガーソケットを取り付けできるよう配線をでっち上げる。 シガーソケットは防水でないため、タンクバックの中に収容する予定である。
 シガーソケットは無駄に容積が大きいため、荷物をコンパクトにしたいバイクには不向きだが、携帯電話用の充電器を市販品をそのまま使用したため、一般的なシガーソケットを使用。
 タンクバックの脱着時に途中で配線が取り外せるよう、コネクタを設定。 防水ではないが気にしない。


 とりあえずバッテリーに接続。 容量が大きすぎる気もするがヒューズも一応装備。


 タンクの下を通して(時間がないので、タンクを外したりはしていない)配線をステアリング周りに通しておく。
 もちろん配線等がエンジンの高温部や、可動部分に触れない用配慮。


 タンクバックの中ではこんな様子。 コードの届く範囲であれば、テント内までシガーソケットを持ち込んで、テント内で充電も可能である。


マフラー取り付けボルトの緩み・脱落防止

 XTZ125は単気筒エンジンを装備したバイクである。
 管理人はこれまで単気筒エンジンを装備した(デュアルパーパス系)バイクを何台か運用してきたが、これらバイクには、各車共通して緩みやすいボルトがあるようだ。
 XTZ125が装備するエンジンは、振動が非常に少ないのだが、それでもマフラーを車体に固定しているボルトが緩みやすい傾向にある。
 普段の運用であれば、ボルトを時々確認して、増し締めしてやればよいのだが、長距離ツーリングともなると、一回の運用で走行する距離が長いため、気付いた時にはボルトは緩みすぎて脱落し、マフラー自体も脱落してしまっている可能性が増大する。

 旅先でこんな状態になっては芳しくないので、事前に対策をとっておく。

 XTZ125のマフラーを留めているボルトを裏側から見た。
 ボルトの受け側はフレームに溶接されたステーである。
 このボルトが緩みやすいので、若干長いボルトに交換し、

 更に裏側からフランジナットを追加してみた。 これでマフラー取り付けボルトが緩む可能性が減るはず。
 このフランジナットは他のナットを紛失した緊急時の予備パーツとしても使用できる。





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