XTZ125 「ねこちやづけ」
フロントホイールのリムをジェベル200用に換装してみた。

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記事内容2008年07月   最終更新2010年08月04日

フロントホイールのリムをジェベル200用の純正アルミリムに換装してみた

 前回はXTZ125リアホイールの標準リムをスズキSX200系のアルミ製リムに換装した。。
 今回はXTZ125フロントホイールの標準リムをスズキジェベル200/125用のアルミリムと換装してみた。
 結果としてXTZ125用フロントホイール(スチール製)のリムと、ジェベル200用フロントホイール(アルミ製)のリムは互換性があり、問題なく換装できたので参考まで報告する。


注意事項
 本内容はねこのすで行った作業を記録したもので、正しい方法・手順を保証するものではないので注意。
 整備の基本的な内容について不明な場合は、「ヤマハの点検整備について」、お気に入りのホンダのメンテナンス講座等で一度確認をおすすめする。
 くどいようだが、今回の内容を参考に作業をする場合には自己責任で行うように。




 なお、前回は後タイヤ交換と後リム換装をあわせて実施したため、旋回性が上がるなどした効果の原因がどちらの効果か分からないといった事態が発生してしまった。
 単純に修理等の場合は、作業内容が重複するものを併せて実施し、工数や時間を節約することは大切であるが、効果の確認が重要な改良作業等は他の作業とは別に分けて実施した方が良いようだ。


ジェベル200系用アルミリムに換装作業

 リムの選定や調達に関する泣き言、負け惜しみは前回を参照してもらって、早速作業開始。

 とりあえず、XTZ125用のスチールリム(上)とオークションで入手したジェベル200用のアルミリム(下)を比較。


 念のためジェベル200のフロントホイールアルミリムも確認。


 XTZ125用フロントホイール(スチールリム)の様子。 やはり錆が発生しやすい。


 ニップル回しで少しづつ緩めていく。 (この場合右回しで緩める方向。)


 ニップル回しである程度ニップルを緩めたら、プラスドライバーで緩める。


 前回同様、スポークを組みなおす手間を省くため、ガムテープで形を保存しておく。


 分解したついでにニップルも磨いておく。


 とりあえず、元のXTZ125用のハブとリムの分離完了。 アルミリムに合わせて見る。


 仮でフロントフォークに取り付け、ガムテープで取り付けたスプレーのノズルを目安にリムの振れを取る。
 だいたい平均的に締めこんだあと、動かしたい方向がある場合、動かしたい方向に伸びているスポークを締めこむようにして調整。
 リムの換装については、問題なく完了した。


 前回の反省から今回はタイヤは交換せず再利用。


 リムの換装完了。 タイヤが濡れて見えるのはビードワックス代りに使用した台所用洗剤。


換装した感想

 とりあえず、リムの換装後、試運転に出かけたのでその感想。
・ 走行した際に車体が若干軽く感じる。
・ 以前のタイヤが転がるゴロゴロ感が減少した気がする。
 換装したリムだけをみると、重量にして約1キログラム程度の軽量化ではあるが、それなりに走り方が軽くなった気がする。
 今回はリアホイール周り換装時の様に劇的な変化は感じられなかったが、走行感覚とタイヤの転がり感が軽くなったように感じる。

 今後、運用していく中で気付いた点があれば更新していく予定である。


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参考情報


 XTZ125用フロントホイール(スチールリム)の重量は約2.6kg。  (XTZ125リア用は2.9kgだった。)


 ジェベル200用フロントホイール(アルミリム)の重量は約1.5kgだった。 (SXリア用は1.7kgだった。)

 単純に計算すると、フロントホイールリムだけで約1.1kg軽量化できたことになる。

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