XTZ125 「ねこちやづけ」国内正規販売の必要性について

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) 国内正規販売の必要性について考えなおしてみた
記事内容2008年04月20日

 本件は、「ねこちやづけ」がやってきた の更新中、国内正規販売についての考え方が大きく変ってしまった為、別のページとして新たに作成したもの。
 結論から先に言うと「残念ながら現状が最善なのでは?」というもの。
 XTZ125にとって特に重要な意味をもつ訳ではないが、管理人が考えた事を参考までに記載しておいた。


国内正規販売の必要性について考えなおしてみた

 XTZ125が日本のヤマハ発動機からの正規の国内販売車ではなく、そのため管理人にとっては精神的に
・「消耗が激しく、部品供給や整備情報などの支援部門の充実が要求される」オフロード走行用としての運用ではなく、・「比較的基幹部分の消耗が少なく、タイヤやチェーンなどの基本的な消耗品は他車と共通であるため入手に困らない」通勤車両として運用させる一つの要因となっていた。

 もっとも、現時点は日本のヤマハから正式に国内販売されていないにもかかわらず、ヤマハの販売店で部品の調達が可能である。
 しかし、オフロード等で使用すると必要になるであろう外装パーツなどXTZ125の専用部品は、価格や在庫量の点で国内正規販売車両と同等という訳にはいかないだろう。

 そのため、ねこのすでは、これらの諸問題を回避するため、
 岼貭蟯間で距離を稼げる」⇒部品供給が可能な期間中に使い切る。
◆峺魎紘品が基本的な消耗部品中心となる」⇒外装パーツなどの供給が難しいパーツの交換必要度が小さい。
 という点で通勤専用にすると有利なのだと考えた。

 これらが日本のヤマハ発動機から正規国内販売されていないXTZ125の弱みとして管理人は思っていた。 本サイト内でも「国内正規販売を祈念して」などといった記載があったように国内正規販売を願っていた。
 しかし、現時点ではヤマハ発動機から正式に国内販売される必要は特に無いと思うようになった。

管理人がそう考える理由

 多くの方が御存知の通り、日本国内でバイクを正式に販売するには色々と細かい制限がある。 排ガスや騒音など、遵守しなければならない規制が非常に多い。 「多い」というよりも「多過ぎる」といった方がよいだろう。
 特にXTZ125の属する排気量区分では、加速騒音など 「国内の125cc車両生産を排除する意図」 さえ感じさせる厳しい規制がある。 しかも、これらの規制は海外から少数輸入した車両などには適用されず、早い話が 「国内の二輪生産者は原付二種車両の生産を止め、海外メーカーに国内市場を明け渡せ」 といったようなふざけた規制がまかり通っている。
 ホンダのエイプ100が国内販売されたときのスタッフの苦労話は以前は本田技研のサイトに掲載されていたが、もしXTZ125を正式に国内で販売しようとする場合、これら規制をクリアするための過大な努力が要求される。
 もちろん技術的には他社にできてヤマハにできないはずがないだろうが、これら規制をクリアしたXTZ125を欲しがる人はどれほどいるだろうか? もちろん国内正式販売されたとしても、規制のかからない「国内仕様ではない車両」も並行輸入され販売されるだろう。 どちらを欲しがるかは人それぞれだろうが、販売台数の稼げない車種にとって国内仕様の販売は負担ばかり多くて現実的ではない。
 例に挙げると申し訳ないのだが、CBR1100XXの国内仕様も販売開始されたものの早々に打ち切られてしまった。 逆輸入車両に乗っている身としては部品供給等で安心できるようになったが、メーカーの負担を考えると単純に喜ぶわけにはいかない。

 これらを考えると、別にヤマハ発動機から正式に国内発売されることにこだわる必要は全くないと思われるようになってきた。 無理に国内販売し、多くのユーザーが厳しい規制を受けたXTZ125に乗るよりも、これまでのように少数ながら自由なXTZ125が入手できる方が良い。

 これらの考え方は、これまでの管理人が主張してきた「国内正規販売希望」の意見とは正反対となっており、主張に一貫性がないのは承知している。 しかしながら「シグナス FI」が国内でヤマハ発動機から正規輸入販売され、「BW'S FI」がプレストから発売されるのを見ると、XTZ125の国内正規販売は非常に困難であると認識せざるを得ない。


 原付二種への理不尽な規制が今後も続くかどうかはわからない。 社会のいろいろな状況変化で生産地が変更になる可能性だってある。 今後の変化については管理人が考えるには無理がありすぎる。
 今後、日本国内のXTZ125乗りが爆発的に増えるなど、メーカーが「国内正式販売しなければならない」という認識を持つに至れば、XTZ125の国内正式販売が行われるだろう。
 我々XTZ125乗りができることは、「海外に出かけて海外で買い物をしまくり、円安を誘って海外生産から国内生産に切り替えさせる・・・」 のではなく、「XTZ125を正しく評価する」ことだろう。 XTZ125が良い車両であれば自ずとユーザーも増える。 強引に褒めちぎった記事で無理にユーザーを増やしても、きっとどこかで破綻する。



 国内で正式に販売されているかどうかは、XTZ125自体の機能には全く関係の無い話である。 もちろん国内正式販売されている車両の方が有利な点も多々あるが、現状では国内で正式販売態勢の確立よりも、部品の供給態勢の確立の方に力を注いでもらいたい。
 ということから、結局はヤマハ発動機からの国内正規販売ではなく、少数ながら輸入販売業者からの国内販売という「現状通りで良い」という結論になってしまった。

最後に

 日本国内では原付2種が絶滅せずに細々ながら販売されているだけでも感謝しなければならない状況なのだが、もう少しイタリアなどの自由な125ccクラスのバイクを見習ってもらいたいものだ。(メーカーだけでなくユーザーの側にも。 ついでにいろいろ規制する側にも。)
 もっとも管理人がXTZ125を選定した理由は、コストや耐久性等を重視していたので、偉そうなことを言える立場ではないが。

 確かに管理人がXTZ125を選定した当初の理由はコストや耐久性であったのだが、最近はそれ以外の部分の魅力に気付き、楽しく「ねこちやづけ」と遊びに出かけるようになっている。 そこでこれまでの反省の意味も込めてこんなサイトを作るようになってしまった。

 今後、XTZ125 の他にも 「 BW'S FI 」 のような楽しいバイクが増えるなら、別に国内正規販売でなくても良い。
 今後もいろいろな楽しいバイクを生産し、我々に届けてもらえるような状況が続くことを願うばかりだ。




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