「ねこちやづけ」 CBR1100XXと色々とっかえひっかえしてみた

CBR1100XXと色々とっかえひっかえ

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) CBR1100XXと色々とっかえひっかえ
作成2009年07月20日  最終更新2010年08月16日
 ここでは、特に専用ページを作成するまでも無いと思われる互換性調査・確認結果を一時的に掲載予定。
 他車でも同様の結果が得られるかどうかは不明なので、参考とする際には注意されたい。


対CBR1100XX関連

リアクッションユニットを換装しようと準備


リアクッションユニットについて互換性を確認してみた

2009年7月

 ねこちやづけは運用開始以来5万キロメートル以上を走破しており、リアサスはダンパーがヘタって抜け気味である。
 このため、リアサスのクッションユニットのオーバーホールか交換を行い、リアサスペンション本来の機能を回復させたいところである。 しかしながら、XTZ125用の純正部品を正規の手段で取り寄せると(管理人にとっては)高価であることが分かっている。

 そこで流用可能な他車の部品を探して交換しようと考えたのだが、クッションユニットに関する流用情報は他の部分に比べて少なく、今までのところ確定情報を見かけていない。

 これまでに管理人が入手した一番の有力情報は「文左衛門の八割ヒマダネ」内の「XTZ125のRサスペンション流用情報」http://hatihima.blog83.fc2.com/blog-entry-739.html といったところである。
 この中ではFTR223とVTR1000といったホンダ製の機種名があげられている。
 常識的に考えれば、リアサスペンションの構造(リンクレス)とか、車重を考えるとFTR223用のクッションユニットを調達して互換性確認を行ってみるべきであろう。 ところが、ねこのす内を見渡したところ似たようなサスペンションを持つ車両があったので、参考まで取り付け状況について確認してみた。


クッションユニットの外観。 左:XTZ125用 右:CBR1100XX用 長さは上下端軸間約325ミリメートルである。


同じくクッションユニットの角度を変えて。 左:XTZ125用 右:CBR1100XX用


CBR1100XX用クッションユニットの下端側 約39ミリメートル


CBR1100XX用クッションユニットの上端側 約28.4ミリメートル


XTZ125用クッションユニットの下端側 約30ミリメートル


XTZ125用クッションユニットの上端側 約40ミリメートル


CBR1100XX用クッションユニットはニードルローラーベアリング装備である。


CBR1100XX用クッションユニットの上下端ボルトはM10である。 そしてXTZ125はなんとM12である。
意外にもXTZ125用の方が太い。 つまりボルトがカラーを通らない。


XTZ125用のカラー(下)とCBR1100XX用のカラー(上)を比べてみた。 微妙にCBR1100XX用のカラーの方が細い。


CBR1100XX用のカラー外径は約17.3ミリメートル


XTZ125用のカラー外径は約17.7ミリメートル

 上下端カラー部分の長さ(幅)を考えると、CBR1100XX用をXTZ125に取り付ける場合は上下逆さまに取り付けなければならないだろう。 わずかながらXTZ125用の方が大きめなので、できた隙間にはワッシャを挟む事で対応可能と判断する。
 よって一番の問題はM10とM12の取り付けボルトの違いとなる。

 以上の考察から、CBR1100XX用のニードルローラーベアリングに対応する外径(17.3ミリメートル)で、内径M12のカラーを上下分(長さ40ミリメートルと30ミリメートル)用意できればクッションユニットが「ポン付け」できるようになると思われる。

 こんなカラーが転がっているのを御存知の方はねこのすまで。




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