「ねこのす」>「バイクの巣」>XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) 整備記録M マフラーを再塗装してみた。
記事内容2010年04月 最終更新2010年08月16日
「ねこちやづけ」の累計走行距離は6万キロメートルを越え、新車導入時に耐熱塗料で塗装しておいてマフラーにも錆が少々見受けられるようになってきた。
ねこちやづけにはもうしばらくがんばってもらわねばならないので、マフラーが朽ち果てる前に少し整備しておくことにした。
注意事項
本内容はねこのすで行った作業を記録したもので、正しい方法・手順を保証するものではないので注意。
整備の基本的な内容について不明な場合は、「ヤマハの点検整備について」、お気に入りのホンダのメンテナンス講座等で一度確認をおすすめする。
くどいようだが、今回の内容を参考に作業をする場合には自己責任で行うように。
マフラーを再塗装する前に現状確認。
排気ポート直後の排気管。 塗装が焼けている。 赤く見えるがまだ錆では無いようだ。 放置するとそのうち錆びてくるが。
マフラー中央部付近のフレーム取り付けボルト付近。 ステーの内側が錆びている。
とりあえず錆チェンジャーを塗っておいたが、錆の内部はそのままなので、このままでは錆がどんどん進行してしまう。
マフラー前側のパイプ部分の防護板を留めるステーの溶接部分にも錆がある。
サイレンサーの防護板取り付けステーの溶接部分内側にもうっすらと錆。
錆の状況を確認したら車体からマフラーを取り外す。
サイレンサー部分を確認。 後輪がはねあげる水がかかる部分は意外にも錆が見受けられない。
サイレンサー直前の部分、下側にやや大きめの錆を発見。 融雪剤等が垂れて溜まっていたのだろうか?
確認した錆については、400番程度の紙やすりで削り取った後、残った錆に対してホルツの錆チェンジャーを塗布。
残っていた錆は錆チェンジャーで防錆皮膜に変化したはず。 錆が残っていなかった部分は防錆皮膜は発生していない。
錆チェンジャーの樹脂については、効果を期待しないので洗い流してしまう。
処理後乾燥させて耐熱塗装する。
塗装の様子については、耐熱スプレー缶の黒色で塗装。 詳細は「ねこちやづけの部屋」→「新車のうちに」を参照のこと。
XTZ125には黒いスチールマフラーが似合う。
ステンレスやチタン・カーボン等が高価だから似合わ (以下省略)。
ひとまず組み付け直して復旧。
耐熱スプレーの塗装は、熱を加えることによって硬化するようなので、あまり汚れないうちにマフラーを加熱して塗膜を硬化させる。
暖機でも良いのだろうが、燃料も勿体無いので出かけてみる。
エンジン始動直後。 耐熱塗料から多少煙がでる。
無事マフラーの再塗装が完了。 その後1000キロメートル近く走っているが、特に問題は発生していない。 取り付けステー部分についても錆は再度発生することはなく、今後もしばらくは乗ることができそうだ。
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