XTZ125 「ねこちやづけ」 座布団について考える

XTZ125のシートは座り心地が良いか?

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) 座布団について考える
内容2008年12月21日    最終更新2010年08月16日

座布団1枚追加してちょーだい。

 バイクで不整地を走行する際には、ライダーが体重移動を行う必要がある。 そのためそのシートはライダーの体重移動を妨げないよう大抵の場合座面が平坦である。
 座面が平坦なシートは着座位置の自由度が大きいが、オンロードツアラー等の臀部を包みこむような形状のシート並みの座り心地は期待できない。
 また、トレールバイクを運転する際の乗車姿勢は、オンロードツアラー等の乗車姿勢と違って直立気味である。 そのためライダーの臀部に荷重がかかりやすい。 早い話がトレールバイクに長時間乗ると尻が痛くなりやすい。 「三角木馬」などといった愛称で呼ばれるバイクもあるほどである。

 ここでXTZ125のシートについて考えると、XTZ125はトレールバイクの一台であるためシートはやはり平坦である。
 しかしトレールバイクのシートの中では非常に座り心地は良好である(と思う)。
 管理人がXTZ125のシートについて勝手な感想を書くと、
 「スポンジの固さが軟らかめで、厚みがあり、シート表皮も柔らかく伸縮性があって適度に吸い付いて滑りにくい。」
といった感じである。
 やはりXTZ125はツーリング等で長時間乗ることが想定されているように感じる。

 それでも北海道ツーリング時など長時間同じような乗車姿勢でいると臀部が痛くなってくることがある。
 そんな時には「座布団」を追加すると楽になる。

参考情報
 管理人がこれまでに運用したトレール(系)バイクの中でシートの座り心地が良かったのはドミネーターNX650。 シートに十分な厚みがあり、その柔らかさが気持ち良かった。
 テネレ660は平坦で角ばったシートだったが流石にパリダカレプリカ。 意外と長時間座っていても楽だった。
 ジェベル200は長距離ツーリングで多用したがシートの座り心地はあまり良い印象がない。 太ももの付根あたりが痛くなりやすかった。 シート表皮が固かった為だろうか?

注意事項

 本内容はねこのすで行った作業を記録したもので、正しい方法・手順を保証するものではないので注意。
 整備の基本的な内容について不明な場合は、「ヤマハの点検整備について」ホンダのメンテナンス講座等で一度確認をおすすめする。
 くどいようだが、今回の内容を参考に作業をする場合には自己責任で行うように。


取り付け方法

 早速だが「座布団」を使用中の画像。

 この時、「座布団」はシート上に載せているだけ。
 弱い風でも飛んでいってしまうので、できればゴムシート等でシートや車体に固定しておいた方が良いだろう。
 なお、普段の通勤運用時には座布団は使っていない。


 「座布団」部分の画像アップ。
 この「座布団」は工具屋で販売されているパッド。 いつもの「スーパーチー○ツールズ」で買ってきた。 参考までスーパー○ープツールズでの販売価格は数百円。
 このパッドは軟らかめで水分の滲み込みも無く、色調も「ねこちやづけ」に合う。


 ちなみに普段はねこのす玄関でヘルメットの座布団として使用されている。

 管理人はこれまで何種類か「座布団」を購入しているが、

 ねこのす玄関の「座布団」達。 赤色と青色の物体はアストロプ○ダクツで調達した「パッド」である。
 本来は整備時等に膝を直接地面に着くと痛いので、この「ニーパッド」等を膝下に敷いて使用する。
 黒色のパッドと比べるとやや硬めで「低反発クッション」的な感触。


 これまではアスト○プロダクツの赤色ニーパッドを座布団として使おうと考えていたが、やや硬めであるのと色調がXTZ125「ねこちやづけ」に合わないという理由で使用していない。

使ってみた感想

 2008年の北海道方面ツーリングで初運用してみたが、はっきりいって予想以上に良い。
 数日連続してXTZ125のシートに座り続ける予定があれば、是非装備して行きたいと思う。
 重量的にも極めて軽く車体やブレーキの負担にはならないだろう。 使用しないときには圧縮してバッグの中に押し込んでおくこともできるし、テント泊時にはタオルで包んで枕代わりに使うこともできる。 もちろん整備が必要になった場合には本来のニーパッドとして使うことも可能だ。

 長大な航続距離やよく効くブレーキ、低振動のエンジン等々、元々長距離ツーリングにも適応するXTZ125だが、より一層長距離ツーリングの適応性が向上した。

 ほんの僅かな改良だが、正直XTZ125が少し高級なバイクになった感じがする。
 たかだか数百円の投資でこれだけ楽しめるXTZ125。 やはりお得なバイクである。
 そしてXTZ125乗りは幸せである。





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