XTZ125 「ねこちやづけ」 ハイギャード化してみる

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) ハイギャード化してみる
記事内容2006年09月   最終更新2010年08月04日

 クラウザーのパニアケース3点セットの運用能力を獲得した「ねこちやづけ」だが、北海道から帰った以降は、そのパニアケース3点の同時装着する機会もほぼ無くなり、トップケースのみを装備して本来の任務である「往復約60kmの通勤」を毎日こなしていた。
 管理人の通勤経路は(往路の場合)
―佝直後から0.5kmほどは住宅街を走行。
⊇佝後0.5km程度で3ケタ国道に出る。ほぼ渋滞で信号停車時に左側をすり抜けて前に出る。
出発後4kmほどで2ケタ国道のバイパスに出る。ほぼ渋滞で△汎瑛諭0貮郊外でXTZ125の最高速度域まで速度が乗る区間がある。その後は再び渋滞。
そ佝後18kmほどで地方都市の環状線に出る。ほぼ渋滞。信号停車時に前に出る。
ソ佝後28kmほどで再び2ケタ国道のバイパス(高架道路・ほぼ無料高速状態。原付も走行可)に出る。ほぼ全力で走行。
Ε丱ぅ僖構亳ランプ(左270度コーナー)を出ると数百メートルで勤務場所。
 片道約30km。
 となっている。 復路の場合はほぼこの逆順。 渋滞状況は復路の方がやや混んでいる状態。

一部不満点発生
 このような中で運用されていた「ねこちやづけ」だが、一部不満点が出てきた。
 よく言われるのが出足の遅さだが、おとなしく4輪と同様に発進している分にはあまり問題とならない。 もっとも4輪でも信号が青に変わった途端に無駄に加速する車もあるが、そのような四輪車とわざわざ「ねこちやづけ」で張り合う必要もないし、何より通常走行中の原付を相手に何らかの敵対行動を取るような運転手には近づかないのが賢明なので、どんどん先に行ってもらう。 もちろんその先の渋滞で4輪車はみんな停車して待っていてくれる。
 それでは何処で不満があるかというと、「(やや)高速度域での余裕が無い。」というものだ。 こんな事を書くと最高速房達を刺激してしまうかもしれないが、発進時は四輪の流れに乗れるので問題ないものの、一部の郊外区間では、「ねこちやづけ」で気持ちよい速度で走ると、一般的な4輪車の流れを妨げてしまうのだ。
 管理人が通勤で使用するバイパスでは、多くの車両が原付2種の法定制限速度に+20〜40km/h位加えた速度で走行している。
 もちろん「ねこちやづけ」でも出せない速度ではないし、他のサイトではXTZ125の最高速度として3ケタkm/hという報告もある。
 ただ、いかんせんノーマル(+荷物多)の「ねこちやづけ」で毎日そのような走行をするのには気が引けるのだ。 エンジンは元気に回っているが、エンジン音はどう聞いても「あんた回しすぎ。」と言っているように聞こえる。 エンジンパワーはまだ余裕があるはずだが、明らかにエンジン回転が過大となっている。

対応策
 ということで、なんらかの解決策をとることとなった。 もちろん「ねこまんま」級の改造に許される経費は限りなく少ない。
 「費用は少なく効果は大きく」が前提条件だ。
 そこで、貧乏な「ねこのす」では「ハイギャード化」をすることとなった。 もちろんエンジン内部のギアを換えるような大掛かりな改造や、ドリブンスプロケットの歯数を数丁変えるような微妙な変更ではない。 ここは一発、「ドライブスプロケットの丁数上げ」を行う。

必要部品
 ここで必要となる部品は、
 ヤマハ純正部品 428サイズ用 15丁ドライブスプロケット のみ。
 これは以前TZR125用に使っていた純正部品が手持ちで有ったので経費は0円である。

作業内容
 はっきりいって大したことは無いのだが、

 ボルト2本を外してスプロケットカバーを外す。 標準で付いているスプロケットは14T。ステップ横に置いてあるのは15T。
非常に汚い状態で作業を行っているが参考としないように。 良い子はきれいに清掃してから整備を行うこと。

 とりあえず比較してみる。 左がXTZ125標準の14T、右がTZR125用の15T
 15Tの方が直径が(当然)大きいが、幸いクランクケースやカバーに干渉することは無かった。

 15Tを取り付けてみた。 取り付けに支障は無く、他の部分に干渉することも無かった。

結果
 で、結果については、単純に
  峇浜人の運用する」最高速度がこれまでの14分の15倍に上がりました。
◆‘韻限度で走行した場合、エンジン回転数が15分の14倍に下がりました。
 という結果になった。
 もちろん、厳密には速度増加による走行抵抗の増加等で本当の最高速度の変化は上記の通りではないのだが、これまではエンジンパワーの限界による最高速度の限界ではなく、エンジン回転数の(精神的な)限界による最高速度上限であったことから、ほぼ予定どおりの効果を得られた。
 なお、加速力についてはギア比の上昇分低下しているはずだが、実際にはその分低速ギアを多く使うことで、「ねこちやづけ」の運用方法ではあまり気にならない。 クラッチの負担増についてもあまり問題は無いようだ。
 ちなみにドリブン側ではなくドライブ側の歯数をいきなり1丁上げたため、ギア比が高くなりすぎないか不安ではあったが、通勤で使う分には問題とならなかった。 トップギアも高速度域で丁度良い感じだ。
 燃費についてもかなり伸びたが報告は別途。
 結論としては、XTZ125を「ねこのす」のような環境で運用する場合にはハイギャード化は有効であった。
(もちろん同様の変更を実施する場合は自己責任で行うように)


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