XTZ125 「ねこちやづけ」 改装4 パニアケースを付けてみる (クラウザーK2編)

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) パニアケースを付けてみる(クラウザーK2編)
記事内容2006年09月   最終更新2010年08月04日

 純正キャリアーを取り付けた後、GIVIトップケースの運用能力を獲得した「ねこちやづけ」。
 約半年間GIVIのトップケースを大いに活用していたわけだが、ここに来て通勤以外の新たな任務を付与され、更なる積載能力を得るべくパニアケース(クラウザーK2)トップ46リッターケース1個、サイド30リッターケース2個の合計106リッター3ケースの運用能力獲得に向け動き出した。
 使用する機材は、最近まで「びつぐまうす」級2番機CBR1000F「たまご」にて運用されていたケースのセットが、車両の引退に伴い倉庫に眠っていたので活用する。 よってケース本体とケースホルダーについては調達の手間は無い。
 が、問題点がいくつか存在。

 今回のパニアケース運用能力獲得に向けての問題点。

 これらの問題点を解決するため、当然のようにアタッチメント、ステーの類は汎用品の活用と自作で対応することとなる。(他所に製作依頼する時間も予算も無いし。)
 実はこの作業の直前に別件で家庭用溶接機を購入していたのだが、今回の作業に当たっては、一発勝負で失敗が許されず、途中で修理することが困難(直後に北海道へ出発する為)であることから、素人が慣れない機材で溶接作業するのは避け、出来るだけ他の信頼性のある手段で製作することとする。

 ひとまず、部品あわせを行って取り付け位置等を確認する。 ケースホルダーを取り付けたら車載工具を取り出せなくなったとか、シートが外せなくなった、ということの無いように。
 作業前の状態。

 とりあえず純正キャリアーに載せる形で仮置き。
 タンデムステップ取り付けボルト部分を使って下部を仮固定。

 クラウザーのシステムはホルダー3点(上・左・右)の位置関係について、
〆険Δ良(一定の範囲内で任意、左右異なる場合も可)
∈険Ε曠襯澄爾半絅曠襯澄爾料宛經愀検閉名錚加奮)
 が可能な優れもの。
 おかげですぐに純正キャリアーにトップケースの荷重を載せた上で、左右のホルダーの荷重も負担するように設定できた。

 もっとも上ホルダーと左右ホルダーの接続部分は取り外せるので、取り外した場合は前後方向・上下方向の制限はなくなって、それこそ自由に位置設定可能。(寄せすぎてケース同士が接触しないという前提で)




 ケースを取り付けした状態でタンデム出来るシートとステップ周りのスペースを確保し、サイドカバー取り外し及び車載工具へのアクセスを検討した結果、この位置で決定する。


 仮置き状態を後ろから見る。
 ウインカーは標準のウインカーとクラウザーのサイドケースホルダーに付属したウインカーの計四個が後ろに有る。
 これはこれで面白いとは思ったが、配線の都合と、他車から見た場合に紛らわしいと思われたため、標準のウインカーは取り外すこととする。













 取り付け位置が決まれば、後は如何に丈夫に固定するかだが、溶接を使わずにどうやって取り付けるか?
 普通に考えれば汎用の金具を買ってきて、ボルトやナットで固定するのが良いかと思われたが、今回は帯鋼を買ってきて加熱のして都合の良い形状に曲げ、ドリルによって穴あけ加工等行ってステーを作ることとした。

 準備した材料と道具
 ホームセンターで調達してきたボンベ式バーナー
 帯鋼









 バーナーであぶって適当に暖まったところでプライヤー等で帯鋼を挟みエイヤッと曲げる。 曲げたら余分なところはグラインダーで切断。

 曲げたところで左右のサイドケースホルダーと別のステーに取り付けるボルト位置に電動ドリルで穴を開ける。

 ちなみに電動ドリルとグラインダーはホームセンターで各3,000円程度で売ってたものを調達。


 XTZ125はマフラーが車体右側に位置していることから、サイドケース取り付け位置を車体ぎりぎりまで寄せた場合に、左右で車体中心線からの距離が異なるため、車体ぎりぎりに取り付ける「左右非対称タイプ」と、マフラーの無い左側に余裕のある「左右対称タイプ」の2種類のステーを作っておいた。
 (画像の他に汎用ステー等も使っているので参考まで。)


 早速取り付けてみた。 予想以上にぴったり収まって驚く。
 「左右非対称」と「左右対称」の選択については、車載工具へのアクセスと、乗り手のバランス感覚、後方から見たときの安定感を気にして「左右対称」タイプを選択した。 (サイドカバーとの隙間に簡易パイプ椅子ホルダーを入れる予定もあった。)

 「左右対称」タイプのステーでホルダーを取り付ける。
 もともとあったウインカーは取り外して保管。 配線は補助配線を使ってクラウザーのステーに沿わせて変更。 カプラー部分はリアフェンダーの裏部分にあるが、防水のためゴムシートで覆っておく。



 実はこのとき、別の一台も自作ステーによるパニアケース取り付け作業を同時進行で行っていた。
 時間的に余裕の無い作業は事故の元だが、今回の2台は突貫工事であったにも関わらす納得のいくモノが出来て満足。






 純正キャリアー保護材取り付け状況。 やる気の無いタイラップの処理法。

 で、装着完了。



 急いで試験走行。空荷でしばらく走行の後、予定重量+αの重りを積載して各部の状況や操縦性を確認。各部ボルト類の増し締めを行い作業完了とする。


実際に使ってみた感想
 ケース3点セットの積載力は問答無用の破壊力で、GL1800やその他サイドカーなど特殊な例を除いた一般的バイクの積載力としては最大級では無いだろうか。 単純にケースの容量だけならリッターマシンに付けてもXTZ125に付けても変わらないのだから。

 話はそれるが、流石にこれだけのケースを装着すると、見た目の迫力が増すのか周りの車の本車への対応が違ってくる。 いくらケースを付けて見た目が大きくなっても中身のバイクは変わっていないのに。 残念なことに車体の大きさやナンバープレートの色で対応を変えている人も多いと実感してしまう。

 話を戻すと、XTZ125の積載重量に対する許容量は極めて大きいようだ。加速力等は当然影響を受けるが、他車の場合で、パニアケース付けると運動性がへろへろになってしまう例があるが、XTZ125は結構な重積載をしても普段とそれほど変わらない運転感覚だった。
 ひょっとすると他の要因(フロントフォーク突き出し増加)も影響していたかもしれない。


 とある湖畔で。トップケースについては、テント前室が四角く膨らんでいる部分に置いてある。
 使用した結果・感想については今後報告予定。

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参考記事
2008/9/25(木) 午前 1:03 ねこちやづけ ふだんの姿にもどる


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