XTZ125 「ねこちやづけ」
もしも「ねこちやづけ」が無かったら。

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) もしも「ねこちやづけ」がなかったら
記事内容2009年12月     最終更新 2010年08月04日

3年5万キロメートル走行したあとで振り返った

3年5万キロメートルを走行して、XTZ125「ねこちやづけ」のありがたみを実感した管理人。
上記の記事を書いていた際に、もしXTZ125「ねこちやづけ」が無かったらどうなるのか考えてみた。
ちなみに本記事は2009年12月にブログに掲載。 その後8ヶ月ほど熟成した後、本サイトに掲載である。


ここでXTZ125「ねこちやづけ」がいなかった場合について考えてみる。

 仮に管理人が使用しているCBR1100XX「ねこにこばん」で3年5万キロメートルを通勤でも運用した場合を以下の条件で考える。

条件1:CBR1100XXの車両本体価格・自賠責・保険費用は既存車両を活用するということで無視する。
条件2:ガソリン代・オイル代・タイヤ・ブレーキパッド・その他の消耗品類の5万キロメートル走行分のみ計上する。
・ガソリン代について
 大人しく通勤するとして1リットルあたり15キロメートル走行できると仮定する。5万キロメートルでは50,000÷15=3,333リットル消費。ガソリン単価を仮に1リットルあたり120円と仮定しても400,000円必要となる。
・エンジンオイル代について
 「ねこまんま」級であるXTZ125に入れている激安オイルなどと違い一般的な二輪車用の安めのオイルを2,500キロメートル走行毎に4リットルづつ交換すると仮定する。5万キロメートルでは50,000÷2,500×4=80リットル交換する。エンジンオイル単価を仮に1リットルあたり1,100円と仮定しても88,000円必要となる。
・タイヤ代について
 走り方にもよるのだろうが、管理人が大人しく走った場合の実績から後タイヤ1本25,000円を15,000キロメートル毎、前タイヤ1本20,000円を20,000キロメートル毎に交換すると仮定する。
 後タイヤ:25,000×50,000÷15,000=83,333、前タイヤ:20,000×50,000÷20,000=50,000となって計133,333円必要。
・ブレーキパッド代について
 管理人の実績から前25,000キロメートル毎に交換。後はおそらく1回は交換すると仮定する。
 パッド1セットをEBC等の価格を参考に6,500円として前が2回×1度に左右2セット交換、後1セットの計5セット。32,500円必要。
・その他(チェーン・スプロケット等について)
 がんばってチェーンやスプロケット類は交換しないことにする。(リッターバイクのチェーンやスプロケットはXTZ125の激安部品に比べれば高価だし、交換も手間がかかる。) また、水冷エンジンは冷却水の交換も必要。ブレーキフルード等の油圧ラインも多いのでフルードもXTZ125に比べれば多量に必要。(微々たるものだが。) 

まとめ

 ガソリン代とオイル代を見ただけでもわかるかと思うが、XTZ125の経費がいかに少ないかが際立つ結果となった。
 一応計算していくと、ガソリン400,000+エンジンオイル88,000+タイヤ133,333+ブレーキパッド32,500=653,833である。
 XTZ125を増車して諸経費・税金・保険代等を含んだとしても10万円以上安価となる。

 実際のところCBR1100XXのようなリッター級バイクを通勤で使用すると、「こんなに消耗品が持つ訳がない。」と思われるだろう。 管理人の実績からもかなり甘めに仮定した場合の結果がこれである。 もちろん乗り方次第ではあるがリッター級のバイクをタイヤやその他の消耗品が減らないようにチマチマ乗っても面白くない。というか「意味がない」。(と管理人は思う。)  そんなことなら素直にXTZ125でも増車してスロットル開け開けで楽しく走り回った方が良い。
 XTZ125があれば林道にも気軽に行けるし。 それから免許の点数や反則金の額を計算すると・・( 以下省略)。

 更に言うと3年5万キロメートル走った後で、XTZ125を増車した場合には手元に快調なCBR1100XXと走行5万キロメートルのXTZ125とが2台残る。
 CBR1100XX1台で走った場合は上記のCBR1100XXよりも5万キロメートル走行距離が増えたCBR1100XXが1台残る。
 資産価値でバイクを考えるのは正しくないのだろうが、すくなくとも管理人ならXTZ125を増車した方が良いと思う。

 今回はリッター級バイクという「金食い虫」を保有している状態からXTZ125を増車した場合と増車しなかった場合を比較してみたが、元々保有していたバイクが燃費の良い自動二輪、例えばセロー等であった場合にはこれとは別の結果がでると思われる。
 また、増車する車両をXTZ125ではなくセロー等にする事も考えられる。

 管理人の場合は予想される年間走行距離と消耗品の経費、耐用年数から125ccクラスを増車するという結論になった。



参考記事
2009/12/13(日) 午後 10:32 もしもXTZ125「ねこちやづけ」が無かったら




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