XTZ125 「ねこちやづけ」
色について色々考えてみた。 その1

「ねこのす」「バイクの巣」XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) 壊して修理するついでに塗色について考えてみた。
記事内容2010年01月     最終更新 2010年08月04日

XTZ125のカラーリングについて。 素人でも色々考えて見たいと思った。

 今回はXTZ125「ねこちやづけ」の樹脂系外装部品が損傷したことにあわせ、外装部品の塗装を行うことが予想されるので、若干気が早い気もするがカラーリングについて考えてみた。
 樹脂系外装部品が損傷したことについて意味がわからない場合はブログの方を参照されたい。

注意事項
 本内容はねこのすで行った作業を記録したもので、正しい方法・手順を保証するものではないので注意。
 くどいようだが、今回の内容を参考に作業をする場合には自己責任で行うように。
 毎度の事だがブログの焼き直しが中心の内容なので、この点で苦情や不幸のメールを管理人に送らないように。


塗色について考える

 ねこちやづけの外装樹脂部品が損傷し、応急的に運用可能状態まで復旧した。
 その際樹脂部品の成型色と異なる色のパテを使用して整形を行った。 ということで、今後は必然的に塗装を行うことになる(ハズ)。

 とりあえずはライトカウルのみの単色塗装を考えているのだが、どうせ塗装をするなら外装部品の色褪せ対策として以前から計画していた「お色直し」も併せて実施しようかとも思うところである。


 管理人としてはXTZ125(2005年型)の外装色(デカール類)はあまり好みではない。
 なぜなら金属調ヘアライン仕上げのデカール類がイマイチ気に入らないからだ。
 金属調のデカールは高級感を出したい場合には有効なのだろうが、日常の道具として使い倒される「ねこまんま」級車両としては似合わないものである。
 もっともXTZ125の本来活躍すべき市場では管理人の使用法とは異なる要望があると思われ、そこで成功する為にはこの高級感が必要と判断されての仕様なのだろう。管理人が文句を言える立場でもないし、言うつもりも全く無い。

管理人の外装色の希望について

 管理人がXTZ125の塗装について考えてみたところ、いくつか希望がある。
 贅沢に行くならセローの外装を塗装した豪華版、質素に行くなら少し以前の「YZ系青」か「古いDTのバケツブルー」あたりを狙って塗装したいと思うところである。

 ちょっと話は逸れるが、セローの外装を塗装した豪華版については、以前の管理人なら「オフロード(トレール・デュアルパーパス)系(以下「オフロード系」)バイクのプラスチック外装に塗装など邪道だ!」と拒否反応を示したことだろう。
 ところがXTZ125「ねこちやづけ」やその他の「ねこじやらし」系を運用するにあたり、オフロード系バイクの通勤など街中での有効性を実感してきた。 街中での運用が中心になると、当然ながらオフロード中心の運用よりも車両の耐用年数も伸び、これまでよりも長期間運用する事となる。
 長期間運用するには外装部品の長寿命も必要となる。 通常の樹脂の成型色だけの無塗装外装では長期使用による褪色を避けられず、樹脂部品にも塗装が必要だということとなる。
 という訳で、セローに用意されている「外装塗装版」は、管理人のようにオフロード系バイクを通勤等で運用する場合には、非常に貴重な存在だと今、気がついた。
 これまでよく考えもせずに文句を言ってきて申し訳ない。
 今回の2010モデルでは「外装塗装版」が見当たらないが、まさか用意されないということではなかろう。
 もしや、塗装だけではなく、前輪もチューブレス、ハンドガードやハンドルヒーター等が装備されて某通勤快速車両のようにスペシャルモデルが用意されるとか?

管理人が外装色を考えてみる。

 才能があるデザイナーなら、いきなり現物に塗装をすることができるのかも知れないが、いきなり現物に向かって塗装できるだけの芸術的センスを残念ながら管理人は持ち合わせていないので、XTZ125の画像を用意してカラーリングについて少し考えてみた。

XTZ125(2005年型)のイメージ図。

 この画像を基に適当に色を塗っていくことになる。
 ちなみに文書作成ソフト(ワード)での手作り線画である。

 「YZ系青」や「バケツブルー」を基に色を塗ってみたかったのだが、それらの資料が手元に無かったので、ヤマハのサイトから最近のYZ・WRの画像を探して参考にした。
 最新のWR-X系は複雑な塗り分けなので再現が難しかろうと思い断念。


 そんなこんなでポチポチマウスを叩いて塗ってみたのが上のXTZ125の想定図。
 サイドカバーは白に変更するとして、使用中のガソリンタンクは無傷なので、デカールを剥がしたり塗装を剥離するつもりもなく、標準のデカールの上に濃紺か青の近似色カッティングシートを重ね貼りしてからカラーリングするつもり。 よって標準のデカールが貼ってある部分については黒色デカールでカバーしてから他のデカールを重ねて貼る予定。

やはりプロのデザイナーは偉大だった。

 こうしてバイクのデザイン(カラーリング)について考えてみると、プロのデザインは素人には真似しがたいことを痛感する。 市販車のカラーリングはもちろん、ゴロワースやレプ○ル等々サーキットやオフロードコースを彩るバイク達、どれも間違いなくプロの仕事だと分かる。
 単色塗装が多い市販四輪車に比べてバイクは色数が多く、しかも形状も複雑。 素人が手を出すには無理があったかと後悔すること数回。 管理人でも黄緑単色なら真似できそうな気もするが、信者から怒られそうな気がするのでこれは黙っておく。
 素人は素直にプロの真似でもするしかないのかと絶望してみたが、無い知能をふりしぼって上の画像を基に管理人なりに少し発展させてみた。




 「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 画像3枚目がその結果だが、やっぱり大絶望であった。



 参考にしたカラーリングの車両乗り・デザイン関係者の方がいたら申し訳ない。

 敗因としては、シュラウドのヤマハ音叉マークを単に白地に黒丸で省略した事が大きかったようだ。
 何事も手抜きは良くない。 いつもは完璧な管理人だがたまにはこんな事もある。
 「カラーリングの趣味が悪い。」・「自分のバイクが魚に見えるようになってしまった。」といった苦情は管理人のブログまで。

 気を取り直して好意的に見ようと努力すれば「素人が頑張りました。」感があって良いと言えば良いのかもしれない。
 サイドカバーに魚の骨でも描いてみたい気もするが、更に気持ち悪さが増幅されそうである。
 現時点でもバイクに妙な名前を付けて気持ち悪がられているのに、これ以上状況を悪化させるのは得策ではなさそうだ。
 だいたい外観で気味悪がられて職場敷地内に入れてもらえなくなる危険性がある。 通勤運用が主任務のねこちやづけにとってこれは致命的なので、残念ながら魚の骨は避けておくことにする。


最後に

 セローの外装塗装版は偉大だった。
 ねこちやづけの外装を考えるだけでも大変である。塗るのは更に大変だ。 それをメーカーが純正クオリティで考え塗装までやってくれるというのだから少しの価格上昇があっても大特価だったのだろう。
 通勤でオフロード系車両を使うなら、こんな親切を拒絶してどうするのか。 親の心子知らず。 メーカーの心ねこかん知らずである。
 本当に申し訳ない。
 大切な事なので2回言いました。

 できればタンク増量、カウルを付けてXT250Z「テネレ」として出てきて欲しいけど・・・。
 現状ではセローが継続販売されているだけでも幸せなのだろうか?


参考記事
2009/12/10(木) 午前 0:27 ねこちやづけ いろについていろいろ考えてみた。


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