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ヤマハ TT−R250 「おいかけて」

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最終更新2008年03月24日

お知らせ
 ここは「ねこのす」で運用していたバイク、ヤマハ製TT-R250 である「おいかけて」について、運用の際に得た情報を公開するページです。

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2008/03/24 仮設ページ開設

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「おいかけて」について

 1997年度にCRM250AR「ねこまつしぐら」に替わるまで公道オフロードで主力として運用されたバイク。
 1994年頃、林道で転倒した際に脚を負傷し、その影響からそれまで乗っていたバイクを一旦降り、リハビリを兼ねてセルつき原付二種から再スタートした管理人だったが、脚の怪我が癒えるにつれ、再び中型クラスのバイクに舞い戻ってきた。
 そんな中、4ストロークオフローダーに新しい車種が発表され、これまで2ストでガリガリ地面を引っ掻くのが楽しいと信じていた管理人に、「オープンエンデューロ」という新しい考え方を教えてくれた。

 TT-R250が発表された当時、4ストローク250ccのオフロードバイクは、どちらかというと大人しい印象であった。
 CRM250R、DT200WR、KDX220やRMX250といった2ストロークのどちらかというと凶暴なバイク達が新車で販売されていたのだから無理もないのだが。
 そんな中、新しい4ストオフローダーとしてTT-RとKLXが発表され、試乗比較した結果、4ストオフローダーの有用性が確認でき、その中でもTT-Rの方が扱いやすいという結果になり、オフロードバイクを再度導入する機会にも恵まれ、TT-Rを導入した。 (2ストオフロード車で怪我したので、しばらく2ストオフロード車から離れようと思ったという理由もある。)

 導入直後は、それまでのCRMやXLRバハ等の乗りなれてきたオフロード車とは全く違う「フロント(ステアリング)の軽さ」になかなか慣れることができず、しばらくは良い印象を持てなかったのだが、ステアリングの軽さにも慣れ、何とか扱えるようになると、4ストの気楽さから気軽に遠くの林道まで出かけるようになり、ひたすらオフロードを走り回った。

 このTT-Rも他のオフロード用バイクの例に漏れず、ひたすら走り回っては転倒するの繰り返しで、転倒等多数の割には機関や主要部は損傷を受けずに丈夫なバイクではあった。
 それでもこの後の「ねこまつしぐら」の驚異的な耐久性にくらべてしまうと、ゲートのポールがエンジンに刺されば冷却フィンが折れるし、転倒すればレバーはもちろんミラーやハンドルも曲がるという点では普通のバイクなのかもしれない。

 総走行距離は数万キロと、それほど距離は伸びなかったTT-Rではあるが、オフロードが主体であったため印象は強い。
 こんなTT-Rではあったが、林道を抜けた河原の平坦路で2ストバイクと加速競争をしてしまい、エンジンを無理に回しすぎたようでシリンダーに傷をいれてしまった。 結局その点が問題となり、「ねこまつしぐら」に乗り換えることになってしまった。

 その後は長らく「ねこまつしぐら」でオフロードに行っているわけだが、環境問題等から2ストロークバイクは絶滅しかけている。 TT-Rの後継として4ストのオフロード用バイクがねこのすにやってくる日も近いかもしれない。





感じた良い点
・ セル装備。 始動が楽。
・ 扱いやすいエンジン。 2ストのようにエンジンの都合を考える必要があまり無い。

イマイチだった点
・ ハンドル(ステアリング)が軽すぎ、安定しない。 ⇒ フロントはふらふらしているモノだと割り切れるまでは不安だったが、慣れればこんなものかと思う。 (その後マイナーチェンジでハンドルは落ち着いたらしい。)
・ 燃料タンク容量が少ない。 2ストバイクに比べれば燃費が良いので問題無いはずだが、7リットル程度では管理人の使い方には不足気味だった。





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