ドカティ ムルティストラーダ MTS620 「ねこぱんち」 純正センタースタンドを付けてみる。

「ねこのす」「バイクの巣」MTS620「ねこぱんち」の部屋>(現在の位置) 純正センタースタンドを付けてみる
2006年8月

注意事項

 本件はねこのすでの作業を記録したもので、正しい方法、手順を示したわけではないので注意されたい。

センタースタンドを装備せよ
 パニアケースを装備してのツーリングを主任務としているムルティストラーダMTS620「ねこぱんち」。
 パニアケースの運用能力は獲得済みだが、更に欲を言うとセンタースタンドが欲しくなる。
 ツーリング先でのチェーンオイル塗布や、整備時の利便性を考えると、多少の重量増加や、バンク角の制限といったセンタースタンドを装備することにより発生するネガな部分よりも有効であると管理人は考えている。

 というわけで、「ねこぱんち」にもセンタースタンドを装備したい管理人だが、車両導入当初はセンタースタンドのオプションは存在しなかった。
 管理人としては、ムルティストラーダ1000DS用の、センタースタンドがオプション設定されていたので、最悪1000DS用を購入して脚の長さを改造するか、他車のスタンドを無理やり改造して取付したいと計画していた。
 そんなある日、ネットを見ていると、ムルティストラーダ620用の純正センタースタンドが設定されているではないか。
 これは改造の手間が省けた。 大喜びでバイク屋に走って発注したのだった。

 純正のセンタースタンドが到着。 思ったよりも早い到着。

 スタンド揚げ時に使用するハンドルグリップは付属したが、グリップの回り留めが入っていない。
 説明書も入っていなかった。
 正直なところ、説明書無しでは素人は取付時に困ると思われる。 幸いなことにMTS1000DS「ねこびんた」でセンタースタンドの取付を経験しているので、ほぼ同じ手順だろうといった甘い考えで作業を開始する。


 早速作業開始。

車体右側ステーの取付


 エンジン右側下から撮影。ブレーキペダル付近。 中央右側のボルトを外す。


 同じくエンジン右側下から撮影。 ボルトを外した後、アルミ製のカラーを抜く。


 アルミ製のカラーを抜いた部分にセンタースタンドのステーを挟み込み、ボルトを戻す。


 下部から見た。 良い子はしっかり清掃してから作業を行ったほうがよかろう。

車体左側ステーの取付


 左側ステップ付近。 ボルトを外してカラーを抜くのは右側と同じ。


 アルミ製のカラーを抜く。


 スタンド本体を組み付けて、左側カラーを抜いた部分に左側ステーを差し込む。


 ステーを差し込んだら、抜いてあったボルトを元に戻す。

左側
右側
 付属部品のボルトとナットでエンジンにステーを固定する。


 付属のスプリング(2本組)を組み込む。


 MTS1000DS「ねこびんた」の際にはスタンドとマフラーの接触部分にゴム製のクッションがあったと思うが今回は付属部品の中には入っていなかった。 金属同士が直接接触するのは精神的によろしくないので、手元にあった適当なゴム部品を組み込んだ。


 取り付け完了。
 スタンドをかける際に使用するスタンドグリップは、回り留めが入手できなかったため取り付けていない。
 車体自体の重量が軽いし、レバー比の関係からかMTS1000DS「ねこびんた」よりもずっと軽くセンタースタンドを立てることができる。 そのためグリップが無くても正直なところ困ることは無い。

 早速試運転。 近所を走ってみるが・・・・

問題発生

 近所を走ってみたところ、妙に走行抵抗が大きい。 クラッチを切って惰性走行しようとしても、すぐに減速してしまう。 ブレーキランプを見るとブレーキ灯が点灯しっぱなし。
 ブレーキの引きずりが発生しているようだ。 そこでフロントブレーキレバーを操作してみると、ブレーキをかけた時とレバーを開放した時の違いがある。 リアブレーキペダルを操作すると、ブレーキをかけても、ペダルを戻しても違いが無い。 結局リアブレーキが引きずっていることが判明。
 もっとも、今回はセンタースタンド周りを変更した直後の不調なので、おそらくフロントブレーキ周りではないのは予想できるのだが。 まあ、駆動系の問題でなくて良かったとしておく。 (スタンドがリアタイヤやチェーン等に干渉して走行抵抗になっていたら面倒である。)


 リアブレーキペダル周りの様子。


 マスターシリンダーとペダルを繋ぐピンが、センタースタンドのステーに接触している。


 ブレーキペダルを上から見た様子。


 ピンを外してみた。


 ピンとステーの接触によってリアブレーキペダルが戻らず、ブレーキがかかりっぱなしになっているため、マスターシリンダーや、ステーの位置を微調整して干渉を回避しようとしたのだが、根本的な解決にはならなかった。
 よって、ピンかステーのどちらかを削って対応することにした。
 ピンとステーの部品を比較し、
.團鵑諒が入手が容易(安価)であると予想されること。
▲札鵐拭璽好織鵐匹砲かる荷重を考えると、この部分を削ることには強度的な不安があること。
K一ピンの削った部分が破損しても、ブレーキペダルが戻らなくなるだけで、ブレーキをかけることは可能であろうと思われること。
といった理由から、ピンの一部を削って干渉を回避することとした。


 ピンのステーに接触する部分をグラインダーで削ってみた。


 取り付けてみた。
 ブレーキの引きずりは解消した。
 ペダルを戻すスプリングが外れないように、またピンが回転してステーと干渉しないよう、削り方には留意。

 この状態で数千キロ走行したが、それ以降はブレーキの引きずりの問題は発生していない。

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