「ねこのす」>「バイクの巣」>XTZ125「ねこちやづけ」の部屋>(現在の位置) 2008年北海道ツーリング その5 (6日目)
作成2008年09月 最終更新2010年08月16日
管理人がXTZ125「ねこちやづけ」で「ねこのす」を出発してから5日目。
携帯電話を使った外出先からのブログ更新など、便利な機材が増えた反面、走る時間が減っているようで走行距離が伸びていない。
本日の予定は旭川市街の散策がメインとなるが、残りの休暇日数が気になりだす頃である。
そんな事を考えながら今日は月形あたりからスタートである。
注意事項
本内容は「ねこのすかんりにん」の行動記録であって、正しい行動を示したものではないので注意。
くどいようだが、今回の内容を参考にする場合には自己責任で行うように。
月形の皆楽公園キャンプ場。 何度か来たことがあるが、良いキャンプ場。 バイクの近くにテントが張れるのはいろいろ楽で良い。
荷物を運ぶのが楽なだけでなく、今回の場合、テントとバイクが近ければ、携帯電話やカメラバッテリーの充電器がテント内でも使えるから。
列車の車内を利用した休憩施設もある。 ここの列車内には泊まれないので残念。
車内の様子。
キャンプ場を出て国道275号線、国道12号線を旭川に向けて走る。
旭川市街に向かって走る国道12号線。 付近にはとうもろこしを食べられる店が何軒か並んでいる。
とうもろこしに釣られて寄ってみる「寄ってけ!俺ん家」。
とうもろこしを食べる。 いつも地元で食べているとうもろこしと品種が違うのではないかと思える程味が違う。 甘くて粒が光ってる? というか実の艶が違う。
おいしいとうもろこしを食べたついでに店のおばちゃんと話をする。 天気の話や付近の取締状況等なども教えてもらう。
ついでにおいしい旭川のラーメン屋さんを聞いたら、わざわざ家族に聞いて教えてくれた。 おっちゃん、おねえさんありがとう。
で、早速教えてもらった旭川市内のラーメン屋に走る。
昼時には若干早いが到着してしまった。
しばらく店の前で地図を見ながら待機。
開店と同時に一番乗り。 一番人気だという味噌野菜ラーメンを食べさせてもらう。 味の好みは人それぞれ違うのだろうが、素人の管理人にも人気店だということがわかる味。
そういえば管理人の食料事情は原則「ひ・み・つ・」だった。 まあ良いか。
少し早いが昼食を済ませてしまったので、動物園に行ってみる。
すっかり全国区の旭山動物園。
四輪の駐車場は一杯だが、二輪には多少余裕がある。
しばらく「くらげ」でも見つめて時間を過ごす。
アザラシ館に来て「くらげ」だけを見つめていると、危ない人かと思われるので、
一応一般向けのアザラシも見ておく。 逆さ泳ぎでやる気の無いアザラシ。 対抗心を燃やしてアザラシが近くに寄ってきても知らない顔をする管理人。
ついでに白熊にも会いに行く。 今回は岩の上をぐるぐる回るばかりで、飛び込み等はせず。 残念。
初めてここに来た時は、二頭の白熊が追いかけっこしながら何度も水中に飛び込みを繰り返しており驚いたのを覚えている。
ちなみに、白熊があまりに活発に動くので、疑り深い管理人は中に人間が入っていないかと考えたものだ。
相変わらず人気の動物園。 どう見てもツーリング中の服装で独り見物する管理人ははっきり言って浮いた存在である。
昔を思い出して眼球が汗をかいてしまう前に退散する。
続いて旭川に来たら必ずと言って良いほど訪れる食堂に行ってみる。 旭川には数える程しか来た事がないが。
いつものゲソ丼を食べる。 管理人はここのゲソ丼が好き。
どの位好きかと言うと、「管理人が猫だった場合、おいしさのあまり腰を抜かす程」である。
はっきり言って高級食材使用とか、新鮮な取れたてのイカ使用とかでは無いと思う。 それでもおいしいものはおいしい。 というより気に入っている。 好みの違いがあるので万人に受け入れられるとは思わないが。
この後、給油し「ねこちやづけ」のエンジンオイルを交換するため、バイク屋に立ち寄る。
エンジンオイル位は自分で交換してやりたいものだが、工具や廃油の処理等の手間を考えると、長期ツーリング中にはバイク屋にオイル交換を依頼するのも有りだろう。
エンジンオイルを交換し、旭川でもう一軒、「魚の焦げたスープのラーメン屋」に行こうと思ったのだが、残念ながら管理人の胃袋の空きに余裕が無いので、涙を飲んで断念した。
ラーメンに後ろ髪をひかれながら旭川を後にする。
道道98号線、国道275号線、道道1007号線等を走って留萌方面に走る。
実はダム見物にも行く管理人。 上湯内ダムにやってきた。
留萌に向かう途中に古い駅舎を発見。 寄ってみる。
えびしま駅。 ドラマ「すずらん」のセットだそうだ。 折角なので見物。
単にロケセットというだけでなく、実際に使われている模様。
改札の様子。
駅前のセットの様子。 自販機が浮いて見えるが、ドラマ撮影の際には何かで隠すのだろう。
ロケセットである駅が実際に使われている(実際の駅をロケセット化した?)のも凄いが、駅前の通りに実際には使われない建物が並んでいること自体凄い事だと思う。
国道233号線を走り留萌ダムにやってきた。 XTZ125もう一つのトレンド、大型建造物の見物に走る。
ただいま工事中。
やっぱり工事中。 トレール乗りとしては、こういった造成地を見ると走りたくなる。 が、自重して先を急ぐ。
そんなこんなで留萌に到着してしまった。
画像は、管理人が北海道に上陸した最初の旅で、初めて屋根付きの場所で寝た建物。
まだ日が沈んでいないので、まだ泊まる場所を探すのには早い。
ちょっと顔出しのつもりでやってきたのだが、
なぜか宿泊手続をしてしまった。
はっきり言って今日は200キロメートル少々しか走っていない。
かつてバイク屋に「妖怪メーター回し」と呼ばれたような気がしないでもないが、こんな状態ではきっと記憶違いだったのだろう。
今回のツーリングは、どうもいつもと調子が違い、柄にもなく上品な走り方になってしまっているようだ。
「ねこちやづけ」を格納してしまったので、徒歩にて留萌の駅周辺を散策する。 黄金岬で夕日を見ようと思い、岬に向けて歩き始めたのだが、夕日が沈むまでに岬まで辿り着けなかった。
夕日の見物は諦めて引き返し、銭湯に行く。
今日は温泉ではないが、たまには銭湯も良いものだ。 もちろん風呂上りにはコーヒー牛乳を摂取。
銭湯帰りに近所のコンビニでアルコール燃料(管理人用)を購入、留萌駅付近のベンチでおつまみを食べながら風呂上りの一杯。
ちなみに建物二階ではふとんや毛布が使用可能。 今回は宿泊者が少なくて寂しかった。
ひと昔以上前に泊まった時にはバイク野郎達で一杯だったのだが。
ついにツーリング野郎達も絶滅危惧種の中に入ってしまったのか?
本日は旭川市街を中心に動いてみたが、結果的に宿泊場所に到着する時間が早すぎた。 こんなことなら、旭川でもっと時間をかけて最後に「魚の焦げた味のスープのラーメン屋」に行けば良かった。
一日の走行距離が200キロメートル少々などと日帰りツーリングよりも短い走行距離には驚くと同時に明日以降は心を入れ替えてしっかり走ろう。
などと考えながら、明日に向けて良い子達よりも早く寝る。
第6日目終了 本日の走行距離 204キロメートル
→XTZ125の部屋に戻る