管理人が長距離ツーリングに出かける際、バイクにトップケースやサイドケースを積載する事が多いのだが、導入した ヤマハ XT660Z TENERE テネレ「ねこわさび」 にもそれらを積載可能とするために、「SW-モテック」の「ケースホルダー類」を取り付けた際の記録について
なお本ページは、ブログ「ねこかんす」の、
改装#05-1 SW-モテック パニアケースステー 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」 の取り付け(準備編)
改装#05-2 SW-モテック パニアケースステー 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」 の取り付け(GIVIアタッチメント編)
改装#05-3 SW-モテック 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」の取り付け(ステー取り付け準備編)
改装#05-4 SW-モテック 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」の取り付け(完成編)
改装#06-1 SW-モテック 「アリュラック」の取り付け:SW-MOTECH ALU-RACK XT660Z「ねこわさび」
改装#06-2 SW-モテック 「アリュラック」にGIVIモノキーケース用アダプターの取り付け:SW-MOTECH XT660Z「ねこわさび」
各記事をまとめたものとなっている。 必要があれば各ページを参照されたい。
本内容は管理人が行った作業の記録である。
部品・工具等の名称は管理人が使用しているもので正式なものではない。
良い子はこんな記録を参考にせず、正しい情報を入手して、正しく整備されたい。
万一、参考にしてしまう場合には自己責任で
「ケースホルダー類」取付前
「ケースホルダー類」取付後
サイドケースホルダーの本体
SW-MOTECH: YAMAHA XT660 Z Tenere用 クイックロック EVO サイドケースホルダー (08-)
本体にGIVIモノキーケースを取り付ける場合に必要となるアダプター
SW-MOTECH: サイドケース用Givi/KappaMonokey用アダプターキット(V35PLX以外)
トップケースホルダーの本体
SW-MOTECH: YAMAHA XT660 Z Tenere用 アルラック-ブラック- (08-)
本体にGIVIモノキーケースを取り付ける場合に必要となるアダプター
SW-MOTECH: アダプタープレートGIVI/Kappaモノキーケース用
とりあえず、XT660Z テネレ で、GIVI製モノキーケース(トップケースと、左右サイドケースの3点)を運用するのであれば、上記の4点があれば良かろう。
同じGIVIでも、トップケースに「モノロック」シリーズのトップケースを使いたい場合や、XT660Zテネレ以外の機種(XT660RやXT660X等)については、本ページの一番最後にアフィリエイトのリンクを設定しておいた。
(別に、上のリンク先「ユーロダイレクト」から内部検索を行えば、辿り着けるのだが・・・)
まず、サイドケースを取り付けるためのステー、SW-モテック 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」を取り付ける準備をする。
詳細は、改装#05-1 SW-モテック パニアケースステー 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」 の取り付け(準備編) にて
商品を発注した後、梱包された部品が到着した。
付属している取り付け説明書(説明図)
とりあえず、日本語の表記はないが、なんとかなる。
画像の締め付けトルク等、「注意事項」の話は、数字が分かれば理解できるだろう。
各パーツの画像付きリスト。
ドイツ語が分からなくても、画像と数字が理解できれば組み立てできるはず。
図を用いて各ステーの取り付け方法が描かれている。
この絵だけでも、取り付け作業ができそうである。
詳細は、改装#05-2 SW-モテック パニアケースステー 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」 の取り付け(GIVIアタッチメント編)にて
サイドケースホルダーを車体に取り付ける前に、GIVIケース用のアタッチメントを取り付けておく。
もちろん、サイドケースホルダーを車体に取り付けた状態でもアタッチメント(GIVI用アダプター)を取り付け可能だとは思うが、時間節約のため、先にアタッチメントをサイドケースホルダーに取り付けておいた。
左右ホルダーの本体に、GIVIモノキーケース用の金具を取り付ける。
GIVI箱のロックを受ける部分も取り付け。
ここがGIVI箱の上部を固定する。
ラック本体の裏から、スクリュ2本で留める。
詳細は改装#05-3 SW-モテック 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」の取り付け(ステー取り付け準備編) まで
取り付け前に車体側を確認しておく。
XT660Zテネレ「ねこわさび」、リアフレームまわりの様子。
標準状態のリアキャリアの様子。
キャリア・リアシート・後席用のグリップ・後席用のステップ・ステーまわりの様子。
作業開始
シートを外して、
後席用グリップを固定しているボルト(×4)を取り外す。(工具呼び12mm)
これらボルトにはカバーが被せられているので、指で引っ張って事前に外しておく。
固定ボルトを外した状態。
グリップを外すことができる。
キャリア後端の部品を固定しているスクリュ(上側×2)を取り外し、(工具:六角レンチ4mm)
キャリア下側のナット(×2)も外す。(工具:10mm)
後席用グリップとキャリア後端の部品を外せば、キャリア上面のカバーも外れる。
フレームそのものがキャリアといった状態。
テネレの積載能力は最近のバイクとしては極めて大きいだろう。
サイドのステーを取り付けるにあたり、本来なら「リアフェンダー」を取り外す必要があるのだが、
面倒なので、少し作業を省略する。
「リアフェンダー」を固定しているスクリュ(×4)を外す。(工具:六角レンチ4mm)
「リアフェンダー」を少しキャリアから離しておいて、
フレームの内側に挿入する「スクリュの受け(カラー)」
これを取り付けるためにリアフェンダーを外せば作業が楽なのだが、
今回は面倒なので、適当な工具を用いてフレームの内側に挿入した。
難しいようなら改装#05-3 SW-モテック 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」の取り付け(ステー取り付け準備編) を参照のこと。
「リアフレームの穴」に、「スクリュの受け」が通った。
説明図のカラー(No.11)、ステー(No.9)、スクリュ(No.10)を仮組みして、
リアフレームの穴に取り付けた、「スクリュの受け」に、上で仮組みしたステーとカラーを通してスクリュを取り付けて仮留め。(工具:外側六角レンチ5mm・内側17mm)
詳細は改装#05-4 SW-モテック 「クイックロック EVO サイドケースホルダー」の取り付け(完成編)まで
取り付ける位置は、リアフレームに取り付けられた補強板部分の穴を利用する。
「説明書3」の「A」の部分。(工具:外側13mm・内側13mm)
部品の画像付きリストと、使用部品。
取り付け前には、仮組みしてみる。
ステーを取り付ける部分。
仮組みした状態。
(工具:上段外側六角6mm・内側15mm、下段外側六角5mm・内側13mm)
反対側も同様に取り付け。
ナンバープレート上の左右連結ステー。
「部品の画像付きリスト」で、使用する部品を選び出す。
仮組みしてみた。
標準のナンバープレートステーを確認。
一旦、ナンバープレートのステーを取り外し、連結用ステーとあわせて取り付ける。
「クイックロック EVO サイドケースホルダー」本体の取り付け。
各ステーとの接続は、画像のような「クイックロック」で行う。
この「クイックロック」を取り外せば、各ステーを残して、簡単に「サイドケースホルダー本体」を取り外すことができる。
ここは、各ステーとの本体側接続部分に、クイックロックを取り付ける。
指で持っているのは、使用して(ステーに固定して)いないときに、クイックロックが抜けてしまわないようにするバネワッシャ。
これをクイックロック部分にはめ込む。
こうしておけば、ステーと本体を取り外しても、クイックロックの各部品は脱落せず、紛失することがない。
仮組みしてみた。(右側)
同じく左側。
ステーと本体を馴染ませてから、本締めを行う。
サイドケースホルダーの取り付けは完了した。
詳細は、改装#06-1 SW-モテック 「アリュラック」の取り付け:SW-MOTECH ALU-RACK XT660Z「ねこわさび」まで
部品の配置、組み立て図。
GIVIモノキー用のアダプタープレートと、アリュラック本体の比較。
アリュラックの裏面に、クイックロックのスクリュを受ける金具を固定しておく。
固定完了(3箇所)
アリュラックの本体(上面)をテネレのキャリア上に取り付ける。
先に外しておいたグラブバー(グリップ)の後ろ側取り付けボルト2本と、キャリア後端のスクリュ2本に、
アリュラックに付属するカラー(4本)を載せる。
(アリュラック上面の高さを調整するため、前後で長さが違う。)
カラーの上にアリュラック本体を載せ、ボルト4本で固定する。
アリュラック本体の取り付け完了である。
横から見た様子。
詳細は改装#06-2 SW-モテック 「アリュラック」にGIVIモノキーケース用アダプターの取り付け:SW-MOTECH XT660Z「ねこわさび」まで
到着した部品。
アダプタープレートの裏面。
アダプタープレートには、GIVIモノキーケースと結合する金具を取り付け、
ゴムクッションも取り付ける。
サイドケースホルダーと同様に、クイックロック(3本)を取り付け、
これが先に取り付けた「アリュラック」の凹凸部分と結合する。
クイックロック3本で、固定すれば取り付け完了である。
これでサイドケースやトップケースの運用が可能になった。
ケースホルダーの取り付け完了状態。
GIVIのモノキーケース(トップケースE50、サイドケースE30)
参考: ステーとか、箱とか。 今後追記していく予定。
サイドケース関連
XT660Z TENERE の場合は、
SW-MOTECH: YAMAHA XT660 Z Tenere用 クイックロック EVO サイドケースホルダー (08-)
XT660R/XT660X の場合は、
SW-MOTECH: YAMAHA XT660用 クイックロック EVO サイドケースホルダー
を取り付け、
使用するサイドケースにあわせてアダプターを選定する。
GIVIまたはKappaのサイドケースを使用する場合、(V35PLX除く) ← 今回の例。(管理人運用中)
SW-MOTECH: サイドケース用Givi/KappaMonokey用アダプターキット(V35PLX以外)
をサイドケースホルダーに取り付ける。
SHAD用
SW-MOTECH: SHAD用 クイックロック EVO アダプターキット
TRAX アルボックス用
SW-MOTECH: TRAX アルボックス用 アダプターキット
SW-MOTECH: TRAX 45用 インナーバッグ
SW-MOTECH: TRAX EVO 45 アルボックス. ブラック (右用)
SW-MOTECH: TRAX EVO 45 アルボックス ブラック (左用)
SW-MOTECH: TRAX EVO 45 アルボックス. アルミニウム (右用)
SW-MOTECH: TRAX EVO 45 アルボックス アルミニウム (左用)
SW-MOTECH: TRAX 37用 インナーバッグ
SW-MOTECH: TRAX EVO 37 アルボックス ブラック (右用)
SW-MOTECH: TRAX EVO 37 アルボックス ブラック (左用)
SW-MOTECH: TRAX EVO 37 アルボックス アルミニウム (右用)
SW-MOTECH: TRAX EVO 37 アルボックス アルミニウム (左用)
SW-MOTECH: サイドケース用ヘプコ&ベッカープラスチックケース用アダプターキット
SW-MOTECH: サイドケース用ヘプコ&ベッカーアルスタンド用アダプターキット
トップケース関連
XT660Z TENERE の場合は、
SW-MOTECH: YAMAHA XT660 Z Tenere用 アルラック-ブラック- (08-) ←今回の例。(管理人運用中)
XT660R/XT660X の場合は、
SW-MOTECH: YAMAHA XT660用 アルラック -ブラック-
贅沢なことに、色違い(銀色)まで用意されていた。
SW-MOTECH: YAMAHA XT660用 アルラック -シルバー-
を取り付け、
使用するトップケースにあわせてアダプタープレートを選定する。
GIVI/Kappaモノキーケース用
SW-MOTECH: アダプタープレートGIVI/Kappaモノキーケース用
GIVI/Kappaモノロックケース用
SW-MOTECH: アダプタープレートGIVI/Kappaモノロックケース用
クラウザーケース用
SW-MOTECH: アダプタープレート クラウザーケース用
TRAX トップケース用
SW-MOTECH: TRAX トップケース用 アダプタープレート
ヘプコ&ベッカー用
SW-MOTECH: アダプタープレート ヘプコ&ベッカー用
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